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2006/11/16(Thu)

 すでにCMでもおなじみですがEXILEと倖田來未のユニットがバブルガム・ブラザースの大ヒット曲「WON'T BE LONG」をカヴァーしました、1990年発売の同曲ですがつくづく時の流れを感じます。オリジナルが発売された頃はこの手の曲調がヒットチャートに登場することは皆無でした。1980年代の末期頃から全米で流行したヒップホップですが洋楽としてならまだしも邦楽としては火がつくことはありませんでした。ラップやスクラッチなどのスタイルも含めクラブや一部のサブカル畑では高評価を得てはいましたがなかなか万人にウケるものではなかったようです、もっともこの曲も発売と同時に爆発的に売れた訳ではなく時間をかけてヒットしましたが。それから十数年、巷には「欧米か!」とツッコミたくなるくらいヒップホップグループ(曲もね)が溢れています。別に彼等が日本のヒップホップの元祖だなどと言う気は毛頭ありませんが少なくともミーハー層にウケる下地を作ったくらいのことは言ってもいいような気がします(スチャダラパーとかもね)。この他にも1人の女性ヴォーカルに男性ミュージシャン2人というスタイルを定着させたドリームズ・カム・トゥルー(…)など評価は分かれるかもしれませんが一つのスタイルの分岐点になるキーパーソンっているように思います。さて最後にトリビアを、「バブルガム・ブラザースはハウンド・ドッグの代打で紅白に出場したことがある(確認のVTRは無し)」

ロク田中


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