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2006/11/3(Fri)

 元人気アイドルでミュージカル女優としても活躍していた本田美奈子.さんが亡くなられてもうすぐ1年が経ちます。このコラムでも何度か取りあげ元気になられるのを願っていただけに今も残念でなりません。亡くなられてしばらくはテレビやCMなどでも大きく取りあげられあらためて彼女の人気を感じました(おかげで名前の後ろにドットが着いたのも知った)。その彼女が病床で書き溜めた詩を編集し曲にしたものが発売されました。福山雅治や坪倉唯子といった歌手から高嶋ちさ子などの音楽家まで数多くのミュージシャンが参加した作品となりました。最近は生きてる人でもトリビュートCDが発売されますが(この場合は尊敬の意)今回は正真正銘のトリビュートCD(この場合は追悼の意)となりましたね。もちろん参加したアーティストやレコード会社にはそんなつもりはないのは百も承知ですがこの手のもので商売をしてほしくないと思ってしまうのも事実です。今回の主旨は本田さんの詩を発表するということなのでしょうから昔の「BAND AID」や「USA for Africa」のようにノーギャラ、チャリティーで骨髄バンク協会に売り上げを寄付するとかね(実際そうだったらカッコいいなぁ)。さて先にあげた80年代中盤の英米のチャリティーユニット(偶然にも本田さんの活躍時期とダブる)から遅れること8年、日本でも小田和正や飛鳥涼などが参加した豪華ユニットが誕生してました。「僕らが生まれた あの日のように」を発売した「USED TO BE A CHILD」一番笑ったのはアメリカのCYNDI LAUPERの役割を浜田麻里にさせてたこと、そんなとこ真似せんでも。

ロク田中


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