2005/9/15(Thu)
さて当時のおニャン子クラブの世間のイメージは「どこにでもいそうな素人集団」でした(厳密に言えば違った人もいる)。そんな彼女達を象徴していておニャン子系の代表曲と言えるのは新田恵利の「冬のオペラグラス」しかないでしょう。当初はニャンギラスの「私は里歌ちゃん」を考えていたのですがあの歌は“おニャン子ブーム”を象徴する歌であり“おニャン子クラブという集団”を語るにふさわしい曲(人)はやはり新田恵利で落ち着きます。「セーラー服を脱がさないで」を初めてテレビで見たとき「なぜこんな普通の姉ちゃんがフロントなんだ?」との思いが拭いされませんでしたがさすがに事実上のトップナンバー4番、史上初の女性歌手でデビュー曲初登場1位という快挙まで達成いたしました。ちなみに本隊の代表曲は前述の「セーラー服を脱がさないで」です。次回はこんな普通が求められた時代にデビューしてワリをくったあのアイドルで。
ロク田中