2005/8/11(Thu)
今月まず最初に取り挙げるのは菊池桃子です。この人は大変不思議なアイドルでした。いわゆる賞レースというものには参加せず(曲はコンスタントに出す)、アイドルの“お仕事”とも言える水着グラビアもほとんどやってなかったはずです。だからといって中森明菜のような硬派路線なわけでもない、それでいてトップアイドルの座に君臨していました。そんな彼女の代表曲は「卒業」なのでしょう。季節限定物というのは非常に効果的です。卒業だけでなくクリスマスやバレンタインデーなど毎年必ず訪れるイベントはその時期になるとそれをテーマにした曲がオンエアーされるからですね。彼女の不思議をもう一つ。お世辞にも実力派とは言えませんがバラード系に名曲があります。実は僕的には「卒業」よりも「もう逢えないかもしれない」を推してもいいくらいでした。そういえば当時「MOMOCO」という雑誌がありました。彼女とは全く関係なかったのですが偶然の一致で話題になりました。次回はモモコつながりで。
ロク田中