ホーム > 小谷の250字 > 2003年11月(30)


<< 落合博満オレ流に学ぶ(1)〜死財を活かせ >>


2003/11/13(Thu)

 今年のドラゴンズの秋季キャンプは1軍2軍合同で行われている。1軍枠など前任者が決めたものにすぎない、と新監督。だからすべて一から選考し直すのだ。
 これで俄然やる気になったのは実力がありながら先入観も手伝ってなかなか正当に評価されずにくすぶっていた逸材たちである。チーム随一の球威を誇りながら四球を出しては萎縮して自滅していった投手がいた。新監督はその球威を見て「それだけの力があるんだからど真ん中に投げていればいい」と助言。それで吹っ切れたという彼が来季の胴上げ投手になるかもしれない。
小谷隆


<< 落合博満オレ流に学ぶ(2)〜最新リストラ術 >>


2003/11/14(Fri)

 落合監督の最初の公約はトレードや解雇の凍結だった。今は誰も出さない、クビにしない。ただし1年後の結果しだいでは過去の功労者だろうと新人だろうと容赦なく切り捨てる。働く者とそうでない者を峻別する時限リストラの開始だ。安堵もつかの間、みな眼の色が変わる。
 ○○部門××人削減、と初めから狙いを決めて数値目標を出すしか能のない今どきの大企業経営者も見習ったらどうか。平社員も管理職も役員も横一線でヨーイドン。1年の働きを見てから誰の首を切るか決めるのだ。意外と人員削減など不要になるかもしれない。
小谷隆


<< 落合博満オレ流に学ぶ(3)〜競争は最大の原動力 >>


2003/11/15(Sat)

 ダイエーから主砲級の小久保が読売に移籍した。「三塁手のいるところに三塁手を入れたって意味がない」とは落合監督の弁。「だって今いる人間がひとり死ぬんだよ」。まったくそのとおり。原前監督のもとでせっかく芽を出した斉藤はこれで行き場を失う。さらに近鉄からローズの移籍も確実だ。中日も一時は獲得に名乗りを挙げるかに見えたが、落合監督はこれを拒んだ。福留、アレックスがいるところに大砲が入れば外野は埋まってしまう。
「競争でいいんだよ」と落合監督。この秋、最後の一角を争う関川、大西、井上の眼の色が違う。
小谷隆


 [前の3日表示]   [小谷の250字]   [次の3日表示] 



- 01 -