2002/2/3(Sun)
小澤征爾指揮、ウィーン・フィル演奏の「ニューイヤー・コンサート2002」が日本のCDアルバムチャートの上位で健闘しているという。一時は5位に入ったとか。クラシックがこの位置まで上がるのは極めて異例だ。
1曲が40分以上にもなる交響曲は現代人の通常の忍耐力を超えていて、演奏会では客席のあちこちで鼻ちょうちんを見かける。しかしこの演奏のように1曲数分の小品ばかりであればまだまだリスナーはいるということだ。もちろんこのアルバムの場合は小澤さんのエンタテンメント精神溢れる演出があってのヒットだが。
小谷隆