2002/2/1(Fri)
歌詞が聞こえない。なのに音だけはうるさい。ライブハウスに行くたびに感じることだ。実は今もまさに歌詞の聞こえないテクノ系ユニットの演奏にうんざりして客席でこれを書いている。
単に唄い手の声量が足りないのか、あるいはサウンドのバランスが悪くバックがうるさすぎるのか。いやそれだけでもなさそうだ。お世辞にも声量があるとはいえない子がギンギンのギターを背景にちゃんと歌詞を聴かせてくれたこともある。
眼の前で熱唱している彼女には申し訳ないが、言葉を伝えようという執念が感じられない。「歌」なのに。
小谷隆