2002/1/8(Tue)
若いスタッフ二人が揃ってバイオリンを始めた。一人はギターの学校まで出たほどの下地があり、一人はまったくの素人。前者は運指の華麗さとは裏腹にピックから持ち替えた弓が空回り。後者は右手も左手も恐る恐るだが、一つひとつ大事に音を出す。さすがに両者でアプローチが違って面白い。
かく申す僕も三十の手習いでギターをベースに持ち替えた。たかが低音ギターと高をくくっていたものの、やがてまったく違う楽器であることに気づき、運指の基礎からやり直すことになった。
基礎練習は地道だが楽しい。今でもいろんな発見がある。
小谷隆