2002/5/8(Wed)
ウチの歌手や次期候補には唄うときの「表情」を大事にせよとうるさく言っている。声は口だけから出ているわけでなく、頭、額、頬、胸などいろいろな「スピーカー」が振動することで総合的にその人の声が構成されている。眼を見開いて頬も緩め、文字どおり「表情豊か」に唄うことで声も表情豊かになるのだ。
しかし多くの人は特に高音になると上体を強張らせてガチガチになる。そういう人には打ち上げの酒席でリラックスした表情をよく観察し、まさに緩み切った笑顔を見せた時に「その顔だよ」と指摘する。宴席は大事なレッスン場だ。
小谷隆