ホーム > 小谷の250字 > 2002/5/5

<< ハーモニーを知らぬ国民 >>


2002/5/5(Sun)

 一時期の高音ブ−ムで喉を絞るようにして唄う女の子たちが増え、もともと耐久性のない喉に不相応な高周波振動の負荷がかかってラオケポリープなる病気も急増した。そもそも同じ旋律を同じキーで唄うことを強制してきた日本の初頭音楽教育の歪みが産んだ悲劇か。
 西洋の教会では子供たちが早くから声質でパート分けされ、無理のない音域で思い切り声を出している。それぞれが与えられた役回りをこなし、美しいハーモニーやグルーヴを作る。
 日本人は協調性の強い民族だと言われるが、こと音楽に関してはあてはまりそうにない。


小谷隆


前日]   [小谷の250字]   [翌日



- 01 -