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<< セピア映画を観た >>


2002/4/20(Sat)

 久々に映画館のスクリーンでのんぴり映画を観た。すずきじゅんいち監督の「ひとりね」。製作の総指揮をとった人物からの招待だった。
 歳の離れた夫をもつ44歳の女が自分の中の本性を投映した若い男と対話するという幻想的な話である。奇を衒ったセピアの画像に描かれる現代。まるで自分が未来から今という時代を振り返っているような錯覚さえ感じる。
 視覚的刺激に慣れすぎた眼にセピアはいささか情報量不足に映るが、それがかえって想像力をかき立てる。シンプルなメッセージを伝えるのに余計な装飾は無用だと再確認した。


小谷隆


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